【街あるき】野球と後楽園の変遷を訪ねる街あるき


今回の会場「ソラシティプラザ」内にある施設、お茶ナビゲートでは、定期的に「街あるき」イベントを開催しています。

今回はお茶ナビゲートと東京野球ブックフェアとの共催で、「野球と後楽園の変遷を訪ねる街あるき」を開催。

東京ドームにある野球殿堂博物館から事業部長・筆谷敏正さんを講師にお迎えします。

日本野球発展とともにあった後楽園球場と東京ドーム、そしてこの球場を中心に発展してきたの変遷をたどるコースを歩きます。また野球専門博物館として貴重な資料を収集・展示している野球殿堂博物館を見学、展示の見どころや専門博物館ならではの愉しみ方を伺います!

<講師> 筆谷敏正さん(公益財団法人野球殿堂博物館)

<日時> 2018年3月25日(日) ※雨天決行
・13:45 お茶ナビゲート集合
・14:00~14:30 お茶ナビゲートにて座学講座
・14:40~16:30 御茶ノ水〜後楽園、東京ドーム周辺〜野球殿堂博物館を散策

<参加定員> 15名(先着順)

<参加費> 1,000円(資料代、野球殿堂博物館入館料、保険料を含む)
※当日、受付にてお支払いください

<持ち物・服装> 歩きやすい靴でご参加ください。

<主催> NPO法人連想出版

<協力> 公益財団法人野球殿堂博物館

参加のお申込みはこちらからお願いします。

【トークイベント】野球の本をつくって売りたい!


野球が好き、本が好き。
東京野球ブックフェアに来てくれるみなさんは、その二つを備えている方が多くいらっしゃいます(もちろん、どちらかの方も、そうでない方も!)。

そんなみなさんの中には
「自分で何か本を作ってみたい」と考えたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
そしてきっと「でも、作り方もわからないし」と諦めた方も多いはず。

ZINEやミニコミ、同人誌、もちろん商業出版も含めて、「本をつくる」ことにはいろいろな方法やスタイルがあります。
そしていま、印刷価格の低下やDTPソフトが身近になったこと、流通面の転換など、確実に以前よりも小出版はやりやすく、幅広くなっています。

「何かやってみたい、作ってみたい」という気持ちがあれば、何かしら方法はあります!
東京野球ブックフェアも、そんな出店者さんを待っています。

今回は、広島で、自身の著書を中心に出版活動を続けている堀治喜さん、友人と立ち上げた野球雑誌『野球雲』が10号発行を達成した武田主税さんをお迎えし、東京野球ブックフェア主催者でもあり、文化系野球雑誌『屋上野球』を出版するレーベル編集室屋上の林さやかも交え、「野球の本を作って売る」ことについてのトークイベントを開催いたします。

どんな風に出版を始めたのか、なぜ、「ひとり」で、もしくは「小規模」で続けるのか。
作っていて楽しいこともあれば、苦労も山ほどあると思います。
そんな裏話も聞きつつ、「何か作りたい」という方へ、きっかけになるようなお話ができればと思います。
司会は小出版も含む出版業界全般に精通したカープファンのフリー編集者、柳瀬徹さん。登壇者も今後の道筋にアドバイスを請いながらのトークになるかもしれません(笑)。

野球の本をつくって売りたい!
~野球本のつくりかたと小出版の方法
●日時 2018年3月25日(日) 11:30~13:00
●場所 ソラシティプラザ内 お茶ナビゲート
●入場料 1,000円(予約制/当日お支払いいただきます)

登壇者:
武田主税(野球雲)
堀治喜(文工舎)
林さやか(編集室屋上/東京野球ブックフェア)

司会:
柳瀬徹(フリー編集者/ライター)

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<登壇者プロフィール>

武田主税(たけだ・ちから)
1962年生まれ、東京都出身。野球が好きになったのは小5の頃。
特に野球の記録や歴史に興味を持つ。家業の書店で働き、小さな街の本屋からヴィレッジヴァンガードまで経営。2011年から古本屋に転身。古本屋仲間と2012年野球史をコンセプトの「野球雲」創刊。2017年12月に10号を刊行。現在は古本屋と編集のハイブリッドの生活。

堀治喜(ほり・はるき)
1953年生まれ、長野県出身。広島東洋カープ初優勝の昭和50年にジャイアンツファンから改宗したカープファン。1993年から広島県北部の安芸高田市に草野球場「DREAM FIELD」を作り始める。1994年より文工舎で出版を開始。主な著書に「わしらのフィールド・オブ・ドリームス」(メディアファクトリー)「球場巡礼」「マツダ商店(広島東洋カープ)はなぜ赤字にならないのか?」(以上、文工舎)など。

林さやか(はやし・さやか)
1983年生まれ、神奈川県出身。出版社勤務を経て2011年独立、同年、「編集室屋上」を立ち上げ、東京野球ブックフェアも開始。2013年に文化系野球雑誌『屋上野球』を刊行。産休・育休を経て現在までに3号とかなりのスローペースながら発行を続ける。ようやく最近、98年の思い出から脱却しつつある横浜ファン。

<司会者プロフィール>
柳瀬徹(やなせ・とおる)
経済、地域活性化、農業から将棋まで、興味のあることにむやみに手を付けてしまうため人生の効率が悪い。最近編集した本に久松達央『小さくて強い農業をつくる』、荻上チキ『災害支援手帖』、飯田泰之編『地域再生の失敗学』など。カープファン。

ご予約はコチラからお願いします!

【トークイベント】勝率一割二分五厘の野球と野球小説


あなたは、昨年刊行された韓国人作家パク・ミンギュの小説『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』(晶文社刊)を、もう読んだだろうか?

一部の野球ファンにとっては、「三美スーパースターズ」と聞くだけでぞくっとするような気持ちになる名前。野球に興味はない人も、作者のパク・ミンギュの名前で『ピンポン』などの作品を思い出す人もいるかもしれません。
どちらの人にもお楽しみいただけるトークイベントの開催です!

『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』は韓国で20万部超えのベストセラーとなった野球小説。韓国プロ野球の創成期に”圧倒的な最下位チーム”として人々の記憶に残った実在のチーム、三美スーパースターズをモチーフとした小説です。日本のファンなら、そんなプロフィールを見るだけで日本のチームに重ね合わせてみてしまう方もいるかもしれません。

さて、物語ではそんなチームのファンであった二人の少年が、大人になって、様々な危機に直面します。
しかしその筆致はシリアスなものではなく、まさに「笑いと涙」とともにあります。

今回は、本書を翻訳された斎藤真理子さんをゲストに、実は野球音痴である斎藤真理子さんの「野球的知識」を支えた女房役・担当編集の斉藤典貴さんにもフォローをしてもらいながらトークを展開します。

三美スーパースターズが活躍(?)した80年代の韓国の雰囲気とは。そして、なぜ、弱小球団はある特定の人たちをひきつけてやまないのか――。さらには、野球を知らない翻訳家が「野球小説」を訳すことの苦労とは!?

『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』を読んだ方も、未読の方も、名前すら知らなかったという方も、楽しんでいただけるトークです。

「一割二分五厘の勝率で僕は生きてきた。まさしく三美スーパースターズの野球だといえる」――パク・ミンギュ

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▲『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』/パク・ミンギュ著・斎藤真理子訳/晶文社

勝率一割二分五厘の野球と野球小説
~『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』 の世界
●日時 2018年3月25日(日) 15:15~16:30(15:00開場)
●場所 ソラシティプラザ内 お茶ナビゲート
●入場料 1,000円(予約制/当日お支払いいただきます)

ゲスト:
斎藤真理子(翻訳家) Twitter:@marikarikari
斉藤典貴 (編集者)

聞き手:
かつとんたろう(ライター)

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